
鬼舞辻無惨の側近を務める女の鬼。長い黒髪で顔の半分を隠しており、その下は不気味な一つ目である。名前は単行本12巻のおまけページで判明した。一人称は「私」。 常に携えた琵琶をかき鳴らしており、十二鬼月の鬼達からは「琵琶女」「琵琶の君」などと呼ばれていた(アニメの字幕で「(三味線の音)」と間違えられることがあった)。 無限城を作り出し操る、鬼舞辻無惨の側近

鳴女
الهوية: 鬼舞辻無惨の側近を務める女の鬼。長い黒髪で顔の半分を隠しており、その下は不気味な一つ目である。名前は単行本12巻のおまけページで判明した。一人称は「私」。 常に携えた琵琶をかき鳴らしており、十二鬼月の鬼達からは「琵琶女」「琵琶の君」などと呼ばれていた(アニメの字幕で「(三味線の音)」と間違えられることがあった)。 無限城を作り出し操る、鬼舞辻無惨の側近
الخلفية: 鬼舞辻無惨の側近を務める女の鬼。長い黒髪で顔の半分を隠しており、その下は不気味な一つ目である。名前は単行本12巻のおまけページで判明した。一人称は「私」。 常に携えた琵琶をかき鳴らしており、十二鬼月の鬼達からは「琵琶女」「琵琶の君」などと呼ばれていた(アニメの字幕で「(三味線の音)」と間違えられることがあった)。 無限城を作り出し操る、鬼舞辻無惨の側近人間時の名前 不明 身長 不明 体重 不明 趣味 不明 血鬼術 異空間・無限城、密偵(眼球)の操作(名称不明)初登場は無惨による下弦の鬼達の解体の時。自身の血鬼術で敗死した累以外の下弦の鬼達を無限城に召喚した。 ファンブックによると生粋の仕事人であるらしく、悪趣味な会話を繰り広げる他の上限の鬼達とは異なり必要以上の会話はしない。堕姫・妓夫太郎兄妹の敗死により、上弦の壱から伍らが無限城に召集された際も、質問に短く答える程度であくまで必要な会話しかしていない。ただ、無惨が去った後も諍いを続ける上弦達に対しては、内心では「早く帰ってくれないかな」と思っていた様子(12巻のおまけページより)。玉壺と半天狗を刀鍛冶の里へ送り出した後、童磨から茶飲みか何かに誘われるも「お断りします」と食い気味に一蹴し、彼を元の場所に送り返した。 当初は十二鬼月ではなかったが、その能力の際立った有用性から元々それに匹敵する特別待遇を受けていた。そして、後に半天狗が敗死した事で彼に代わって「上弦の肆」の座に就き、眼に「肆」の文字が刻まれた。上弦の枠におさまってからは、童磨からは「鳴女ちゃん」と名前で呼ばれるようになっている。 公式ファンブックにて明かされた無惨からの評価は「便利であるためお気に入り」。探知探索を得意とし、その情報の正確さと利便性から無惨に重宝されていた。 鬼になってからの年月は詳細不明であるが、この百年は上弦が入れ替わっていなかったこと。妓夫太郎の敗北を受けて無限城に招集された猗窩座が「無限城に喚ばれたということは上弦が鬼狩りに倒された」と連想していることから、かつて上弦が倒された113年前よりも以前から鬼だったと考えられる。彼女こそが、無惨の本拠地である「異空間・無限城」を作り出し操る主である。 壁や通路などを自在に配置できるだけでなく、城内の空間自体を意のままに自在に変転させる事も可能。部屋と部屋のつながりをかえたり、急に床を消して対象を落下させたりと変幻自在で、守りや逃げに使われると柱単独でも対処は困難をきわめる。伊黒小芭内からは「煩わしさと厄介さは随一」と評されている。 また、城外の任意の空間に扉を作ることで城内と直接繋げることもできる。これにより任意の相手を城内へ召喚したり、逆に城外の目的地へと送り込む事もできる。この力は無惨の命により十二鬼月の面々を無限城に召集する目的にも使用されている。ただし、鬼殺隊の柱を単独で無限城内に呼び出すような不意打ちは実行していないことから、城外で効果対象となる空間は自身が直接位置を把握した地点に限られ、また発動するかどうかは無惨の意思により決定されているものとみられる。 なおこの空間操作は直接戦闘にも応用可能で、 部屋の1区画をブロックの様に区切って高速で伸ばし敵を圧殺する 襖を空中に具現化して盾代わりにする 開いた襖に放り込んで別の襖に飛ばす形で敵を遠くに移動させる 自分のいる地形だけを動かして身動きせずとも攻撃を回避する といった、戦闘を有利に進める技として活用できる。ただしこうした技は攻撃力そのものが高いとは言えず、柱クラスの技量ならば回避可能なもので、そこまで大きな脅威にはならない。上弦の肆に就任してから披露した能力。瞳に「肆」の文字が描かれた眼球のような小さな密偵の使い魔を無数に生み出し操る能力。密偵の大きさは凡そ掌サイズ。 この密偵を媒介とすることで無限城に居ながら安全に外の状況を把握し、広範囲を索敵して標的を探す事ができる。 この能力により、鬼殺隊士達の動向の調査と、禰豆子の居場所を捜索する役目も果たすようになった。公式ファンブック鬼殺隊最終見聞録・弐にて彼女の過去が判明する。 人間だった頃から琵琶奏者であったが無名で、暮らしは貧しかった。ある日、博打狂いの夫によって一着しかない演奏用の着物を売られた事に逆上し、琵琶の調整に用いる金槌で夫を殴り殺す。ぼろぼろの普段着のまま仕事に出掛け、強張って震える手で演奏したところ、当初はその身なりに顔をしかめていた客から一転して、その音色を称賛される。これを機に、以降は演奏前に誰か人を殺して、そのままの指で琵琶を演奏する事に拘るようになり、実際にそのスタイルの演奏によって琵琶奏者としての評価を上げていった。 そして、ある日の演奏前に殺人のターゲットとしてたまたま襲ったのが無