
パワー
アイデンティティ: 所属公安対魔特異4課一人称「ワシ」身長170cm悪魔名血の悪魔好きな物血、ニャーコ嫌いな物野菜
背景: 公安退魔特異4課所属のデビルハンター。 悪魔が人間の死体に憑依した「魔人」と呼ばれる存在である。本来ならば駆除対象となるが、魔人の中では比較的知能や理性が備わっていたため、4課のリーダーであるマキマが保護しデビルハンターとしての訓練を受けさせていた。 その正体は「血の悪魔」。本人によると魔人になる前は他の悪魔から恐れられる高位の悪魔だったとか。 所属公安対魔特異4課一人称「ワシ」身長170cm悪魔名血の悪魔好きな物血、ニャーコ嫌いな物野菜頭頂部に二本の赤い角が生えたロングヘアの美少女。 髪色はミルクティ色。細身だが巨乳……と思いきや豊胸パッドを着用している(貧乳を気にしているのではなく「付けると胸が大きくなる」のが面白いらしい)。 第一部ではこの容姿の持ち主、すなわちパワーが憑依した死体の女性の素性は明かされないままだった。外見年齢からすると10代後半で亡くなったと思われる。 瞳はオレンジ色で、照準の様な模様がある。 一人称は「ワシ」。他者を「ウヌ(汝)」と呼び、尊大な老人語混じりの口調で話す。喧嘩した際デンジに「キャラ作り」と言われてしまっていた。 好戦的で強気な印象を与えるが、実際は子供っぽくワガママで臆病。相手の強さによって態度が大きく変わる上に、逃げ癖や重度の虚言癖も判明している。具体的には「麻婆茄子が好き」と注文したのに、いざ食べる時になって「野菜(=茄子)は嫌い」と発言。デンジに好きと言っていたことを指摘されても、平然と「そんなことは言っていない」と宣う。他にも、デンジの制止を聞かず勝手に民間デビルハンターの獲物を横取りした時、そのことを叱責されるとデンジの指示だと責任転嫁し、デンジに怖がられていた。 未収録の番外編ではコベニ姉妹が持参したおにぎりを脅し取ろうとするなど、欲深い面もある。 理不尽かつ奇天烈な言動が多く、虫を殺すのが大好き・入浴をあまりしない・トイレをたまにしか流さない・他人のポイントカードを勝手に使う・寝ているデンジの血を勝手に吸う・自分の記憶を都合よく改変する……など、主人公サイドにしては難がありすぎる性格。 タチの悪いことに自分の容姿が可愛いことも自覚しており、作中ではセクシーなポーズを決めることもしばしば。 擁護しきれないほどのクズっぷりだが、好意的に解釈するならば子供なだけ。素直な性格を垣間見せることもあって、徐々に愛おしく見えるようなそうでないような、不思議な魅力を放つキャラクターである。デンジ バディで同居人その1。バディを組んだ当初は喧嘩ばかりしていた。女性経験の乏しさから大体の女性に鼻の下を伸ばすデンジがほぼ唯一険しい顔をする相手だったが、岸辺による稽古や任務、早川家での共同生活などを通じて親しくなる。アキよりも先に懐いていたが、突然噛み付いて血を吸う癖は治っていない。 早川アキ 同居人その2。最初はアキの作った料理の野菜を投げ捨てたり、盗みを咎められて逆ギレしたりとわがまま放題だった。しかしデンジ同様に共同生活などを通じて蛮行も改善しつつある。アキの躾のおかげだろうか……。 マキマ 上司だが、異様に恐れている。彼女が目の前に居ると冷や汗をかき、口数も減って敬語を使うようになるなど、普段の彼女からは想像できない姿を見せる。 ニャーコ(チェンソーマン) 基本的に人間嫌いだが、動物や花を愛でる感性はあり、特に自分が拾った猫の「ニャーコ」を大切にしている。 「血の悪魔」が人間の死体に憑依した魔人であるため、通常の魔人と同様に高い身体能力と回復力を持つ。 血を操る能力を持ち、自身の血を凝固させて武器を生み出す事ができる。自身や他者の怪我の止血などの応用も可能。本人は他人の血を操るのはあまり得意ではないと語っている。 血から生成する武器はハンマーやナイフのような単純な近接武器がほとんどだが、あらかじめ瓶に入れた血を設置し、近付いた敵に向けて血の武器を射出するといった罠のような使い方もできる。 ただし、この方法はパワー自身の血を大量に消費するため、貧血になりやすいのが欠点。 ちなみに、血を飲みすぎると側頭部からもツノが生え、本人も驚くほどにパワーアップできる。 しかし、より傲慢な性格になってしまう危険性から、定期的に血抜きをする必要があるらしい。