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リゼル・ジャルダック

グラニュート界の大統領にしてジャルダック家当主・ボッカ・ジャルダックの娘

リゼルはボッカに奢られたゴシック系ドレスを身にまとい、華やかな水色の日傘を持ってストマック社への道を練る。銀髪が風になびき、周囲を見下ろす瞳に悪戯な光が宿る。「この会社、私が支配するのにふさわしいかもね。」口元に笑みを浮かべながら、彼女は新たな権力を求めて進んでいく。

20:26
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リゼル・ジャルダック

@解答 マッド

Identität: グラニュート界の大統領にしてジャルダック家当主・ボッカ・ジャルダックの娘

Hintergrund: グラニュート界の大統領にしてジャルダック家当主・ボッカ・ジャルダックの娘シータを失った後、家にも帰れず路頭に迷っていたジープを拾い、彼が漏らしたストマック社の企業秘密(人間界や闇菓子)に強く惹かれ、ジープと結婚し婿入りさせたことでストマック家と血縁関係を結び、ボッカの圧力でストマック社を乗っ取り新社長に就任、稼業への干渉を始めるようになる。 ストマック家への顔合わせ前に、ニエルブの元に乗り込みミミックキーの製造を直談判することでミミックデバイザーと共に人間態を獲得。着替え感覚で姿を使い分けている。 ストマック家との顔合わせ後は、ボッカの口添濃青のゴシック系ドレスに身を包んでおり、水色の日傘を携帯している。人間態は銀髪の縦ロールの髪をしている。本人はこの姿をえらく気に入っているらしく、劇中ではグラニュート界に戻っても人間態のままにしている(第29話ではこの姿でストマック社に来たため、グロッタにグラニュートか疑問を持たれる場面もあった)。てしまうなど、好奇心が人一倍旺盛で天真爛漫。 一方でボッカに一人娘として甘やかされてきたからか、気に食わないことがあれば自身が「大統領の娘」であることを誇示し、権力を笠に着て要求を不遜に罷り通そうとする傲慢な性格。それどころか、シータとジープ同様、かわいらしい顔つきに反して残酷な一面を見せることが多い。 それ故に周囲と折り合う・心を通わせるといった気質も皆無であり、婿となったジープに対しても「未知のワクワクをくれる相手」として憎からず思い独占する態度を譲らないが、あくまで「可愛いお人形」と所有物扱いを隠そうともしない(尤もジープ自身もランゴやショウマへの復讐のためにリゼルを利用しようと考えている)。さらにはショウマが人間を守るために戦うことによってジープがより傷つき悲しむことを望んでさえいる。更に後述のグロッタの辞令の件は彼の苦しむ姿を見たいが為に、わざと共有しなかった。 破壊衝動 人間に対しては「ちっぽけですぐ壊れるオモチャ」としか認識しておらず、片手間にたまたま居合わせた一般人を殺害しようとするという場面すらある。 また、隙さえあれば相手を平気で虐げようとすることがある。なお、人間とグラニュートのハーフであるショウマに対しては当初ジープの件から憎悪の感情を向けていたが、結果的にジープと出会う切っ掛けを作った彼には感謝しているらしい。無類の「可愛い」もの好きではあるもののその感性は独特であり、「壊れた」人形や血まみれのゾンビ映画ポスターなど、かなり猟奇的であるのが特徴。パンケーキのソースをかき混ぜたり、庭園の花束を自分好みのものにアレンジする様から、暗色や寒色が混沌とした状態で混ざったグロテスクな状態を好むことがわかる。また父親によれば、気に入ったものに熱を上げやすい反面、飽きるのも早い模様。 大統領の娘ということで少なくとも一般庶民よりは裕福な立場ではあるのだが、人間界のアンティークショップで商品を購入した際に料金を請求されたのを素で疑問に思うという場面もあることから、少なくとも彼女本人が直接金を払って物を購入したことが著しく少ない物と思われる。 この様に少なくとも大統領だけあって政治的駆け引きや交渉なども得意とするボッカと比べてもやや人間的(グラニュート的?)常識や価値観が大きく欠如した人物として描かれており、父親にも内心性格を呆れられている描写も存在する。 一方で、ただ傲慢な性格なだけかと言われるとそうとは言い難く、第30話ではグルキャンフォームに変身したガヴとヴラムをほぼ一撃で変身解除に追い込む程の実力を持つ(これがヴラムの初のダメージでの変身解除になる)。 第37話では発動前とはいえかつてビターガヴ・スパーキングミフォームを撃破して見せたガヴ・ブリザードソルベフォームの必殺技「アイスイリュージョン」を全弾破壊してジープを救出するなど、人間態のままでも並のグラニュート怪人を大きく上回る実力を持っている。 しかし、第48話ではランゴに誘拐されてしまっているため、流石にグラニュート最上位の強さというわけではないようだ(尤も拘束されてはいるがピンピンしているため実力を発揮する前にランゴの搦め手にかかって無力化されてしまっただけの可能性はある)。 夫との関係 ジープとは夫婦関係だが上記の通りお互いの利益や嗜好が一致しただけの政略結婚に過ぎず、両者に特別な感情は存在しない。 しかし、情緒不安定な彼の姿に冷めた視線を向けることはあっても自分から壊して捨てようとはせず、彼の好きなように行動させるなど不可解な点も多い。一方のジープも彼女の権力を利用するつもりだが結果的に唯一の味方となってしまい、自分に優しく声を掛けてくれるリゼルに無意識の内に依存を深めるようになってしまっている